専門家ではありません。情報としてどこまで正しいかは疑問がのこるところですが、今回ガン保険をかける時個人的に考えたことを書いてみたいと思います。
現在20歳で100歳まで生きると考えます。
掛け捨ての保険料が月5千円だとします。月払いで12ヶ月で年6万円の保険料。
6万円を80年間払うことになります。生涯に支払う保険料は480万円です。
寿命が80歳と考えると、年6万円を60年間払い360万円です。
現在50歳で100歳まで生きると考えます。
掛け捨ての保険料が月1万円だとします。月払いで12ヶ月で年12万円の保険料。
12万円を50年間払うことになります。生涯に支払う保険料は600万円です。
保険料が月5千円だとして、年間で6万円の保険料。
50歳で加入、長生きして100歳まで支払うと、6万円を50年間払い300万円。
50歳から寿命80歳までと考えても6万円を30年間払うと180万円。
若い人ほど保険料は安く設定されています。
寿命が同じなら若い人ほど保険をかける期間は長くなります。
若くても年をとっていても、死ぬまで払い続ける保険の場合、一生涯に支払う保険料は驚くほど高額です。
病気にかかった時の為に保険をかけるわけですが、これは保険を受け取らないことが一番よいことです。病気にかからなかったということですから。
掛け捨ての保険料は他に使うことはできません。
病気にかからないのなら、保険より預金のほうがよいということになります。
掛け捨てでない保険もありますが、同じような保障内容の掛け捨てと比べ保険料が高くなります。
若い人が保険をかけて数年で大病にかかった時には預金ではそんなに貯まっていません。保険をかけていて良かったということになります。若い人ほど預金は少ないので助かると思います。
年齢が上で、そこそこ預金がある人は、保険をかけずにさらに預金をして、大病の時に備えるという考えかたもできます。
もう一つ問題なのは保険料が納められなくなったときです。基本的には長期間保険料を納めることが出来ないと、保険そのものが無効になります。支払った保険料は掛け捨ての場合戻ってきません。預金しておけば良かったということになります。
契約した保険の保険料が、終身払い続けられるかどうか、もとても大切です。無効になったとたん大病になると、保険の保障も預金もないということに。保険をかけず預金しておけば良かったと、長期かけた人ほどそういう思いをすることになります。
若いうちは元気で持病もない方のほうが多いと思います。年齢が上がるに従って、元気なかたもいるかと思いますが、不運にも持病を持ってしまう方も増えます。医療保険やガン保険は持病の種類によっては加入を断られることがあります。
それでは若いうちに加入したほうが良いかといえば、インフレになった時には、保障される保険の価値が下がってしまします。急激なインフレが起きた時は役にたたないかもしれません。
私の場合はとても判断に悩みました。今まで追加で掛け捨ての医療保険を入るメリットは無いと考えていましたので余計悩みました。でも周りで二人の方からガンの通院で多額の治療費がかかると情報をいただきました。新聞でも混合診療の話や、金の切れ目が命の切れ目などの情報が記事になっています。
持病を理由に加入不可らしいとわかったので、その時点で諦めれば、悩む必要もなかったのですが、ダメといわれて逆にどうしても保険に入りたいとなってしまいまいた。
そして加入できました。この後が怖い。死ぬまで保険料が払えるのか・・・
計算の数字は、たんに計算がしやすい金額や年齢を使用しただけです。実際の保険とはなんの関係もありません。また、計算間違いもあるかもしれません。間違いに気がつかれたら、お手数ですが再計算をして読み替えてください。また特定の保険について書いている記事ではありません。保険の種類は多く保障内容もそれぞれで多種多彩なので、保険をかけようと思った時は、しっかり自分で調べ考える必要があると思います。
このごろは何でも自己責任の時代です。なんだか住みづらい世の中になってきています。

← ランキング上位に表示されるとうれしい!!上位表示にご協力を。
★クリックで救える命がある★ ←クリックして募金を